こんな症状ありませんか?
こんな症状
ありませんか?
- 足の付け根に柔らかい膨らみがある
( 男性の場合は陰のうに症状が出る場合も ) - 手で押し込んだり、横になると消えてしまう
- なんとなく下腹部に違和感や不快感がある
- 下腹部にときどき差し込むような痛みがある
- お腹が張っているような感じがする
このような症状は鼠径ヘルニア(脱腸)の可能性があります。
このような症状は鼠径ヘルニア(脱腸)の可能性があります。
当院にご相談下さい。
鼠径ヘルニア(脱腸)とは?
「ヘルニア」はラテン語が語源であり、「脱出」を意味します。
「鼠径部」は太ももの内側の付け根の部分を指します。
「鼠径ヘルニア」とは、本来はお腹の中にあるべき臓器が鼠径部を通って体外に脱出する病気で、一般的に脱腸とも呼ばれます。特徴的な症状として、立ったりお腹に力を入れたりすると膨らみ、横になると膨らみが戻ります。
身体の構造が原因で生じる疾患なので、自然治癒することはありません。
最初はピンポン玉ほどの大きさの膨らみですが、徐々に大きくなっていきます。
どんな人がなる病気なの?
鼠径ヘルニア(脱腸)は、小児と成人男性に多い病気です。
加齢により腹壁が脆弱になることや、腹圧が高いことが原因となります。
男女比は8:1と男性に多く、一生涯に男性の3人に1人は罹患するといわれております。
日本では年間15万件の鼠径ヘルニア手術が行われており、ポピュラーな病気と言えます。
鼠径ヘルニアを放置すると…
腸管が出たり入ったりできる時は大丈夫ですが、外に出た腸管が嵌まり込んで戻らなくなる=「嵌頓」となることがあります。
嵌頓すると、腸内容が流れなくなり(腸閉塞)、 腸管の血流が低下して腸管に穴があき(腸壊死)、腹膜炎となって、最悪の場合は救命できないこともあります。
嵌頓を予防する方法はなく、またいつ生じるかも予測できません。
鼠径ヘルニアの治療は、嵌頓を防ぐことが最大の目的です。
治療方法
鼠径ヘルニア(脱腸)は、腸管が「体壁の穴」を通って体外に飛び出す病気であり、自然治癒は期待できず薬で治すこともできません。この「体壁の穴」を塞ぐには手術しかなく、これには半吸収性の素材で出来たメッシュ(網のようなもの)を用います。
メッシュで「体壁の穴」をふさぐ方法は、「鼠径部切開法」と「腹腔鏡下鼠径ヘルニア根治術」の二つに大別され、当院では腹腔鏡を用いた手術を推奨しております。
3~5mm の小さな傷3ヶ所で、腹壁の内側からメッシュを敷く方法です。腹腔鏡を用いる術式は身体への侵襲が少なく、日帰り手術に適していると私たちは考えております。
①臍と左右の側腹部5mm×3か所切開し、Port留置します。
②腹腔を二酸化炭素で膨らませ、臍からカメラを挿れます。直接観察できるため、反対側もヘルニアになっているかどうか、簡単に判断できます。
③ヘルニア門を同定し、下腹壁動静脈と精巣動静脈と輸精管の体壁化を行います。Meshを敷けるよう、十分に剥離します。
④ヘルニア門にMeshを敷いて、切開した腹膜の部分を縫い閉じます。
当院が選ばれる理由
01 各科専門医による診療
当院は、日本消化器外科学会が認定する消化器外科専門医、日本麻酔科学会が認定する麻酔科専門医が在籍をしており、それぞれの専門医が責任を持って患者さまの診療を担当いたします。
02 全身麻酔による痛みのない手術
当院では、麻酔科専門医による全身麻酔で手術を行うため
● 全身麻酔を行い、痛みのない手術を
● 寝ている間に手術が終わる
などの特徴があります。
03 完全日帰り手術
腹腔鏡での低侵襲手術は、傷が小さく身体に負担が少ない治療です。入院を必要とせず日帰りで手術を終えて、その日にご帰宅できます。
04 システム化された診療行程
当院独自のシステムとして、院内クリニカルパスと連動した患者様用パンフレットをお渡ししております。
診療スケジュールが明確にみえることで、スムーズに治療を受けて頂く事が可能です。
05 平日夜間、土日休日も診療
お仕事をなかなか休めない方、家を空けることが難しい方のために、当院は平日夜間と土日休日も診療と手術を行っております。
06 電話・LINEで無料相談可能
お問合せは24時間受け付けております。
お電話が難しい場合、LINEで気軽にご相談ください。
院長メッセージ
MIDSクリニック院長の田村卓也(たむら たくや)と申します。
鼠径ヘルニア(脱腸)という病名をあまり聞きなれない方も多いかと思いますが、実は男性の3人に1人が生涯に罹患すると言われるほどの高頻度の疾患です。そして、鼠径部(足の付け根)に膨らみが出来るだけで、特段痛みを感じないため放置する方も多いと思われます。
しかし、万に一つ嵌頓という状態になってしまいますと、緊急手術が必要になり、時には救命できない可能性もあります。
鼠径ヘルニアの待機手術は嵌頓を予防することが最大の目的であり、重要な臓器や血管を触ることがないため、身体への負担は比較的少ないです。さらに、腹腔鏡を用いて手術を行うことで、完全日帰り手術を実現できます。
当院は、腹腔鏡による鼠径ヘルニアの日帰り手術を専門としております。
鼠径ヘルニアでお悩みの方は、相談だけでも構いませんので、気軽にお問合せください。
大阪うめだ鼠径ヘルニアMIDSクリニック
院長 田村 卓也
当院にご相談下さい。
治療の流れ
費用
鼠径ヘルニアの検査・治療は国民健康保険が適応されます。
手術費用はどの施設でも大きく変わる事はありません。
当院はオンライン資格確認にも対応済みですので、
当日保険証もしくはマイナンバーカードをお持ちいただくだけで高額療養費制度も適応できます。
高額療養費制度適応によるご負担額は以下のようになります。
● 70歳未満、目安年収370~770万円未満 | 約80,000円 |
---|---|
● 70歳未満、目安年収370万円未満 | 約57,000円 |
● 70歳以上、課税所得145万円未満 | 約18,000円 |
(70歳以上の現役並み所得者は、70歳未満と同程度です)
※高額療養費制度による払い戻しを受けた後の額になります。
当院にご相談下さい。
よくあるご質問
Q:どんな症状だと鼠径ヘルニアを疑うべきですか?
鼠径部(足の付け根)に膨らみを触知した場合はまず鼠径ヘルニアを考えるべきです。
立つと膨れて、横になると消失する、などが特徴的な症状です。
痛みを伴ったり、下腹部の膨満感を伴うこともあります。
Q:鼠径ヘルニアは自然に治ることはありますか?
一度発症すると自然軽快はしません。徐々に膨らみが大きくなってゆき、痛みを生じるようになります。嵌頓という状態になると、腸閉塞を発症し、最終的(約12時間)には腸管が穿孔してしまいます。
治療は手術を行うしかありません。
Q:鼠径ヘルニアかどうか、はっきり分かりませんが受診しても良いでしょうか?
鼠径ヘルニアは身体所見と超音波検査にて診断できます。
鼠径部(足の付け根)に膨らみやしこりを感じた方は、お気軽に問い合わせ頂ければと思います。
鼠径ヘルニア以外の疾患についても鑑別診断をさせて頂きます。
Q:本当に日帰りで全身麻酔の手術ができるんですか?
全身麻酔を伴う日帰り手術は欧米では既に普及しております。術前にしっかりと全身検査をしてから、全身麻酔を行っております。
ご自宅に到着された時間に当院から安着電話をかけさせて頂いてます。
Q:付き添いは必要ですか?
基本的にお付き添いをお願いすることはありません。
ご家族と一緒に来られる方のために院内でお待ち頂くスペースもございます。
Q:術前・術後で不安になった時はどうすればよいですか?
いつでもお電話ください。LINEでのお問合せもいつでも受け付けておりますのでそちらからもお問い合わせください。
術後は術当日、術後1日目、術後3日目にはお電話にてこちらから連絡させていただいていますが、患者さんからのお問い合わせはいつでもお受けいたします。
当院にご相談下さい。
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大阪梅田駅直結、鼠径ヘルニア(脱腸)・虫垂炎(盲腸) ・胆嚢結石症(胆石)日帰り手術は
「大阪うめだ鼠径ヘルニアMIDSクリニック」
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